はるるあお いつの
はるるあお
澄水 にごり水いつの間にやらさらさらと澄みてながれるわれの心に
毒まんじゅう いつの日か偏差値下げてまで東大はスポ薦使い人を釣ってくる
海紀亜 いつの日か終わりにしよう その「いつか」が 今日になっただけ。それだけなんだ。
未来 いつの間にか 見上げた空は高くなり 分かち合いたい季節は過ぎる
ちたん 君の癖 いつも真似した いつの間に 私の癖に なってしまった
クルクルバニー いつの日か 天の誰かが 憐みを かけてくださる 最後の望み
クルクルバニー いつの日か 誰か愛して くれぬかな 終日のたり のたりと暮らす
クルクルバニー いつの日か 妻に刺されて 死ぬよりは 愚かな歌を 作るとしよか
蟄文亭燕雀 