甘森太一 うたの日
甘森太一
ハナマチ 恋話の間奏だろう放課後のマクドナルドでポテトが揚がる
甘森太一 俯いた君の隣でいつまでも寄り添うノンステバスになりたい
ふにふにヤンマー ねがいごとだまってひとつおもう夜スワンボートはめをつむらない
諏訪灯 遅れてる時計の針を進ませる指から飛び立つ透けた三分
諏訪灯 おさなごがいつも以上に笑わせる夫婦げんかのあとのリビング
諏訪灯 大人には見えない友もいたりして子どもの世界は境目がない
梅鶏 北風に向かって走る公園でゲイラカイトの糸握りしめ
甘森太一 大きめのボウルに大と小の手が入り合挽きぐちゃぐちゃになる
甘森太一 