
さよなら


さよならを言う勇気のない僕を見て意気地なしだと笑ってほしい

夏の海あなたに告げるさよならが寄せては返す波のいたづら

カギはポストに入れときますおはようの代わりのさよなら置いていきます

さよならと 君を離した その日から 笑うことなど 決してなかった

さよならと 言わねばならぬ 相手でも さよなら言わぬ 愚かな男

3月の風 さよならのための三年ではないと穏やかに言え

錠剤は星になって消えたのでしょう 眠られなかった夜よさよなら

さよならがただ待っていると知っていた綺麗なそれで幸せだった
