うしめ

夏まぢか巣に収まらぬ燕の子あたま四つが縁に並ばる

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うたちゃん

美しいものを見るたび清らかに なっていくのは洗われるから

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澄水

吾子の名愚鈍にしょうと思ったが俗物の妻分かってくれず

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澄水

稲荷鮨キリストさまは仰っしゃつた貧しき者は幸いなりと

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澄水

落ち蝉を拾ってそっと道標上に置いたら夏終わりゆく

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恋子

ゆかた着てポックリ履いてお賽銭まあるくなあれ恋の神様

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恋子

kssせがみ恋の足し算してみたら引き算してる答えが違う

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すあまラテ

遠い他人なぜか大事にするくせに近い人ほど冷たくしちゃう

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うしめ

のっぺりとした空間に生きている命に掛けた生命保険

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うしめ

生まれてきたことを後悔したことは未だありません、ありごとう

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