平見翠玉

父の着ていた作業服少し大きめ今は我の野良着となる

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平見翠玉

私達は海そのものであり海はひとつの雫で涙になる

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平見翠玉

私達は海そのものであり海はひとつの雫になる

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みゆきち

あの人の身になることはできぬから罪滅ぼしにボランティアする

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Tokari

凪いだ海砂撫でる音目を閉じるたおやかな風からだ委ねる

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Tokari

風鈴は自らの音に酔いしれて風もないのに揺れてるようだ

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Hama

水たまり 映る空雲 つかんだら 落ちていくよな 空飛ぶような

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うしめ

叶うなら浄土とやらを旅したい鰯の如き生臭なれば

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みゆきち

やりがいは甘美な自我の麻薬にて閾値を超える。リバランスする。

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平見翠玉

幸福な午睡の中で見た夢幻は泡の如く消え去る

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