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な
恋子
安普請そんな恋だがせめてもと野花の輿をひとり担いで
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恋子
平見翠玉
消えるとはその人を忘れ去ること忘れなければ消えることなし
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平見翠玉
個感
こんなにも散らばるほど昔から生爪はがし続けて 女
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個感
夏やすみ
心でもこんな感じでできたなら氷の山をスプーンでくずして
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夏やすみ
パパ猫
背負うなら現在だけでいいものを過去と未来に押し潰される
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パパ猫
カンナ
夏の陽が落ちゆき影を濃くしてく悲しくないけど泣きそうになる
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カンナ
カンナ
紙で切る傷の痛みによく似てる熱くてすうっと撫でてくような
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カンナ
めるへん
苦痛なく動けることの喜びを教えてくれるぎっくり腰は
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めるへん
すあまラテ
心などないのだ君は脳なのだ 見える世界だけ?そんなのつまらん
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すあまラテ
恋子
問われればやめておけよと恋なんて金と心の痩せて放浪
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恋子
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