恋子

安普請そんな恋だがせめてもと野花の輿をひとり担いで

0
平見翠玉

消えるとはその人を忘れ去ること忘れなければ消えることなし

0
個感

こんなにも散らばるほど昔から生爪はがし続けて 女

0
夏やすみ

心でもこんな感じでできたなら氷の山をスプーンでくずして

0
パパ猫

背負うなら現在だけでいいものを過去と未来に押し潰される

0
カンナ

夏の陽が落ちゆき影を濃くしてく悲しくないけど泣きそうになる

0
カンナ

紙で切る傷の痛みによく似てる熱くてすうっと撫でてくような

0
めるへん

苦痛なく動けることの喜びを教えてくれるぎっくり腰は

0
すあまラテ

心などないのだ君は脳なのだ 見える世界だけ?そんなのつまらん

0
恋子

問われればやめておけよと恋なんて金と心の痩せて放浪

0