平見翠玉

私達は海そのものであり海はひとつの雫で涙になる

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平見翠玉

私達は海そのものであり海はひとつの雫になる

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みゆきち

あの人の身になることはできぬから罪滅ぼしにボランティアする

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めるへん

ごちゃごちゃと纏まり付かぬ胸の内 ごみ箱だった十九の頃は

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みゆきち

やりがいは甘美な自我の麻薬にて閾値を超える。リバランスする。

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平見翠玉

自分の肉体と人格は別のもの自分を見つめ直す羅針盤

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平見翠玉

その昔紀伊山地には祖父がいて父が居て木を植え伐採して

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めるへん

円の中回りて投げるハンマーは宇宙を目指し強く飛翔す

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恋子

恋だって時には牙を剥くのです研ぐか磨くか痛いでしょうが

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みゆきち

新しく吸うためならばため息も悪いものではないかもしれぬ

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