恋子 は
恋子
恋子 雲の峰まだまだ遠く鯉のぼり爺は仰いで鮎のぼり待つ
澄水 念仏し自然法爾に辿り着くはからいの無い者となる事(第十六条)
澄水 自然とは思慮分別をまじえずにはからわぬ事すなわち他力(第十六条)
澄水 自然とは思慮分別をまじえずに自力を捨ててはからわぬ事(第十六条)
澄水 廻心とは只一度だけある事で自力を止めて他力に帰依す(第十六条)
澄水 聖道は天才の道浄土門凡夫の道よ南無阿弥陀仏(第十五条)
澄水 生きたまま仏と成りしその方はお釈迦さまのみそう聞いている(第十五条)
はじめ 皺深き白寿の媼の言の葉は丸みを帯びて芯は強くて
恋子 