恋子 ふるさと
恋子
行雲流水 破調編 夢破れ ふるさと帰る ホームにて 擦れ違う影 旅立つ少女
小野小乃々 いつからか故郷となりぬ われが住む地をふるさとと呼ぶ子らのゐて
花農家 地元から離れたこと無い私にはここがふるさとずっといる場所
ちゆ ふるさとの風の匂いに似て 強く抱き締めあったあの人の髪
めるへん ふるさとの風の吹いてるライブカフェ オカリナ奏でし指のしなやか
恋子 いのちにも母さまというふるさとのあるというらし父さまかなし
恋子 さぶいと言う君のふるさと何処かなと恋をたぐっては言葉を遊び
恋子 ふるさとと勝手な思いの恋しさもただの他所もん礫の視線
恋子 