絶滅主婦

なんでだろ寝てる私の上に乗りわざわざそこでケンカするのは

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澄水

雨の朝「月の光」を聴きければ雨と月との物語なる

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みゆきち

原石の粗削りたる峻烈の カンナ仕事の匠の萌芽

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パパ猫

強風を枝葉で受けてしなるとも幹は動じずあなたは強い

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パパ猫

忘却に甘んじていた記憶たち出番は来るか色めき立つ夜

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花農家

こんなにも 美しい月照る夜は 我が身恥ずかしく 布団に潜る

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平見翠玉

陽は昇り陽は沈む介護の明けぬ夜はなし朝は必ず来るよ

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恋子

置き石の恋にたとえて龍安寺縁の恵みの欠けて知る満

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澄水

一杯のコーヒー香る温かさ貴女が入れてくれたのだから

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楠木

家守り婿をむかえし母なれば姑になるもお手本なしと

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