みゆきち る
みゆきち
パパ猫 授業中 外眺めてる女の子 心は何を見つめているの?
めるへん 滑り台を子どもは逆に上り行き近所のおばさんうるさいと言う
パパ猫 記憶とは海の魚か見えずとも水底にいる呼吸している
ヤスロウ 先々を 思い膨らむ 不安種 波紋の如く 思い拡がる
カンナ 赤ん坊がそんなに美しいならずっと赤ん坊でいればいいのにどうしてわざわざ大きくなるの?
カンナ 実るほど頭を垂れる稲穂かな春なのに羨ましくなり私も実って頭を垂れたい
ひまわり あの人を追いかけるのが好きなのにすぐに振り向くそれはイヤなの
ひまわり 憧れて追いかけてこそ恋なのに逃げてはくれず追われる悲しさ
あずき 