恋子 る
恋子
うえはらみき。 そのあおは ひかりとくうき とうめいの たちのぼるねつ ため息に似た
うえはらみき。 大量の 水を纏て うねうねと 龍神のゆく 空を眺める
恋子 蜂起せよ夏の野望だ恋の熱イライラ募る心の叫び
パパ猫 わたくしは星のカケラで出来ている 瞬き、崩れ 宇宙に還る
行雲流水 破調編 添う影に 桜、ひとひら 舞い散れば 頬紅、流る 雫、ひとひら
満月しじま まだ青の青さを知らぬ君の眼にこれからもこの世界は映る
御影 頼っても 願っても朝が来るのなら 夜もやっぱり友達じゃない
うしめ 草抜きは心の安定保つため無心がかぶる麦藁帽子
平見翠玉 