
バス


どうしても「お風呂にバスロマン♪」と聴く「アイネクライネナハトムジーク」

心地よくバスに揺られて眠り込むいつ覚めるのか知る者はなし

雨の旅 窓も景色も真っ白で キャンバスみたい それも楽しい

この雪はここで生まれてここで死ぬバス停で遅延するバスを待つ

バスクには変わったケーキあったっけ焦げ付いていて誤解生むことも

名手が放つブレーンバスター美しく十二時半からなかなか動かず

バスク風チーズケーキを出すシェフを「焦げても平気」と祖母は励ます

文字だけで罵りあって朝が来てスマホを尻に向かうバス停
