ボール

めるへん

軟らかいボールを素手で打っていた三角ベースの昭和の我は

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光る君

古稀過ぎてキャッチボールの友は無し孫を借りて白球を受ける

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光る君

古稀過ぎてキャッチボールの友は無し孫を借りて白球を取る

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みゆきち

子供らの声を見送り昇る月 独りぼっちのボール見守る

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めるへん

兄ちゃんとボール投げした浅き春ほめる言葉にプロを目指そう

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梅鶏

段ボール一つ畳んでまた一つ畳んで春の日は過ぎてゆく

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Mラビット

学祭のミラーボールの下で踊る二人を見てた 蹴飛ばしたかった

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音忘信

それぞれの月としてまだ天井にバレーボールが挟まっている

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だいだい

三センチボールが右にずれてたら残留だったキーパーの冬

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梅鶏

寝転んでメディシンボールを持ち上げる赤子をあやすような仕草で

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