だいだい 一瞬
だいだい
主腐 飛び降りる一瞬待って貴方には永遠残る五七が詠める
春るか 足は海傘の隙間の秒針の 散る一瞬にも汽笛焦がれて
神崎七瀬 触れると溶けて消えて口づけると一瞬の甘さ君はわたあめ
ふくすけ お気に入り 鍋のセットが消えており一瞬あせる あぁ春だから
タンカ(Tanka)-修一 この一瞬(とき)の 心の動き 伝えたい 拙い短歌 浮かばぬ言葉
パパ猫 いのちとは無数の光 滝のごと わたしのひと粒一瞬またたく
ちたん 目を見ると 7秒なんか 一瞬で 瞬きすらも 惜しいと感じる
ろくろう 流れきし雪が額にはりつきて水となりゆく一瞬のとき
杉山美加 