澄水

尚一つ一生補処の菩薩なり迷いの世にぞ繋がれた者

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朝方に 扉を開き ぞっとする 冷たい風は 一体いつから

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すあまラテ

輪廻転生するにしたって同じこと この人生は一回こっきり

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行雲流水 破調編

一生に 一度だけ咲く 花がある 一度だけ散る 星を探して 56

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パパ猫

風呂掃除 素足にシャワーかけてみる 一瞬渚の風に吹かれる

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恋子

初盆の母に供える紅一本新年用から夏用へと

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パパ猫

無名でも父母確かに一隅を照らしてくれた国の宝なり

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澄水

何もかも失ってなお言葉在り三十一文字に全てを掛けて

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恋子

賑やかをうるさいと糾す子らの声一部の常連賑やか総会

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中原鼠栞

ささいな石を庭に置く第一夜あの紅き星いのちか花火か

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