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一
澄水
さみだれて無数の雨が落ちて来るその一滴も池となりたる
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澄水
めるへん
子どもらの軽々こなす一輪車我試むも絶対出来ぬ
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めるへん
双葉
好きだから一緒にいたいじゃダメなのと雨の切れ間の空に尋ねた
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双葉
双葉
好きだから一緒にいたいじゃダメなのと雨の切れ間の空に訪ねた
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双葉
黒猫
ぽつぽつと鳴り止まぬ雨傘一つあなたを見つけ一声かける
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黒猫
澄水
平谷さん訳の分からぬ一人言昔の女気になってルートか(平谷さん)
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澄水
澄水
繊細で優しい男一目見てジャズピアニストモンクに似てた(朝倉さん)
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澄水
澄水
三好君歌って踊り新聞を読む八一九号のリーダーで(三好さん)
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澄水
恋子
冷や飯に梅干し一個乗せて湯を夏を掻きこむ贅沢粗食
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恋子
ちゆ
あなたから愛おしまれた瞬間に一時停止のままで殺して
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ちゆ
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