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上
恋子
片恋の打ち上げられて濱木綿のねぎらうように弔うように
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恋子
澄水
もりもりともり上がる雲青い山限りなき夏歩きつづける
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澄水
うえはらみき。
かぜをよむ 色に溢れた 闇の中 大地に立ちて 見上げよ 空を
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うえはらみき。
パパ猫
見えずとも月は光を放ってる何処かの雲の上で微笑む
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パパ猫
あさ
机上のものみな真っ直ぐに整えて無為かもしれぬ稿起こしゆく
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あさ
めるへん
冷水が喉と胃袋冷やしたりスイッチのごと喉仏上下
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めるへん
恋子
鎮魂か上がる花火の六尺の華々しさの誘う哀愁
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恋子
風
ふっくらと膨らんだ月屋根の上見えて隠れて遊ぼと誘う
0
風
パパ猫
うつむいてしまう心にヒマワリを 空を見上げる花を咲かそう
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パパ猫
主婦
片付けた数分後にはそれ以上散らかる部屋で正気を保つ
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主婦
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