恋子

片恋の打ち上げられて濱木綿のねぎらうように弔うように

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澄水

もりもりともり上がる雲青い山限りなき夏歩きつづける

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うえはらみき。

かぜをよむ 色に溢れた 闇の中 大地に立ちて 見上げよ 空を

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パパ猫

見えずとも月は光を放ってる何処かの雲の上で微笑む

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あさ

机上のものみな真っ直ぐに整えて無為かもしれぬ稿起こしゆく

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めるへん

冷水が喉と胃袋冷やしたりスイッチのごと喉仏上下

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恋子

鎮魂か上がる花火の六尺の華々しさの誘う哀愁

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ふっくらと膨らんだ月屋根の上見えて隠れて遊ぼと誘う

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パパ猫

うつむいてしまう心にヒマワリを 空を見上げる花を咲かそう

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主婦

片付けた数分後にはそれ以上散らかる部屋で正気を保つ

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