満月しじま

さびしくはないか、桜よ 静寂に包まれている二回目の春

1
満月しじま

八月に三十二日目があれば想いは君に届いていたか

0
満月しじま

もう二年経っているのね秋風がきみと見た海思いださせる

0
満月しじま

二次元の海に溺れて喘ぐ我 平穏という言葉を知らず

0
澄水

素麺の島の光を二分茹で葱生姜胡麻つゆで搔き込む

0
平見翠玉

白鷺青鷺田へ舞い降りて二羽は交わることなく空へ

0
澄水

行きました月の砂漠を遥遥と二つ並んで王子と姫と

0

この藍(あお)は 広く深くも 広がりて 地球に残る 唯一無二の 未知領域(フロンティア)

0
澄水

私たち南無阿弥陀仏に全て込め二河白道を二人で行けり

0
四大文明

二日酔い目覚めのコーヒー効果なしあくびひとつしベッドに倒れし

0