行雲流水 破調編 人
行雲流水 破調編
オルテンシア 思い出と呼ぶには多く苦しくて一人に戻るただそれだけ
めるへん アーンして食わせて貰う老人になっても生きる恥ずかしながら
Mラビット 時間だね今日の今宵は走馬灯 二人背を向け時計をつける
パパ猫 三人で取り分けて食べた中華街 二人になるとちょっとキツイね
澄水 人生は三文オペラ空騒ぎ短歌信心以外は全て
澄水 人生を生き抜くために短歌詠む最後の一首詠むその日まで
恋子 小庭にも色とりどりに咲く秋の人とひとにはついすきま風
恋子 人肌の恋しさびしと秋ひと夜ゆびの虚しく膝抱くひとり
行雲流水 破調編 