麻衣

子どもなど好きじゃなかった、社会など出たくなかった。私変わった。

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千吉

喰らい尽くもの無き闇に白桔梗出会えた俺は運が良かった

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木村槿

夕焼けが染みこんだような顔をしてわたしに会いにくるひとがいる

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肩甲骨

独り住む都会の部屋に聞こえしはラインのピピーンとメールのビヨーン

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肩甲骨

朝会で思考停止しお疲れの声が微かに聞こえ蘇る

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千吉

大奮発1,000円札を社会鍋たまにはいいか皆んなの春だ

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もえ

「じゃあまたね微笑みながら去りゆきてまた春が来て会えますよねと」

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吉村おもち

わたくしも語り部となる入社時の歓迎会の話をすれば

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一色凛夏

重箱の隅をつつけばそれぞれの考え方が溢れる会議

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藪蜻蜒

大会の後の宴会やめられず感染広げて隠す馬鹿親

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