ホーム
みんなで作る歳時記
最新の投稿
おすすめの短歌
ログイン
会員登録
ログイン
傘
秋鵠空(さとあき)
洋日傘で黄昏見ずにきつく抱く 次に菫が育てる空は
1
秋鵠空(さとあき)
秋鵠空(さとあき)
洋傘で黄昏水に溶かす接吻 かどに菫が育てる空は
1
秋鵠空(さとあき)
秋鵠空(さとあき)
洋日傘ふと 九段の風の遠い恋音乗せカノン指揮棒振る空は
1
秋鵠空(さとあき)
ひーろ
常温の暮らしの中にあのひとの傘だけずっと凍てついている
0
ひーろ
紺野水辺
花びらはサービスですと春風がビニール傘を揺らして通る
0
紺野水辺
五月雨薊
気まぐれなきみが残していったものビニール傘と枯れたサボテン
0
五月雨薊
似鳥
レントゲン写真に写る僕たちはありふれている透明な傘
0
似鳥
千吉
冬の浜壊れた傘を詠んだ詩人ゴミはその儘詠みっ放し
0
千吉
羹鱠
霧雨を 蛇の目片手に 佇めば 真白の手毬 君にあるかな
0
羹鱠
かたつむり
止まない雨はないとは言うけれど折れた傘で何ができるんです
0
かたつむり
次のページ
前へ
1
…
9
10
11
12
13
次へ
ホーム
歳時記
最新の投稿
おすすめの短歌
ログイン