チッチ

同じ風なのでしょうか薫る風  君の頬にも僕の頬にも

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梅鶏

僕たちが砂をこぼして帰るからだんだん西に延びる公園

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袴田朱夏

太陽にぎりぎり焼かれない距離で僕らはずっとこの星の黴

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袴田朱夏

僕たちを忘れていった宇宙風きれいごとならまだ残ってる

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袴田朱夏

僕がもう信じていないそのことを信じて子らが募金箱を持つ

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音忘信

「ただいま」に「ただいま」と言う人といてあなたも僕も家なのでしょう

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音忘信

「ただいま」に「ただいま」と言う人といてあなたも僕も家なのでしょう

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バ先の傘

きみの言う生きて欲しいが釘となり僕の目を刺し口を刺す

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枝瀬優

お刺身を新鮮な死骸と言うきみ 僕はとてもかわいいと思う

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バ先の傘

青だった 渡る全ての信号が 神に愛されてるんだ僕は

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