たぴ岡

風景を切り取り描くだけの世界では僕の罪だけ消してくれ

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CHONO

だいじょうぶ僕が消えてもスジャータが21時を知らせてくれる

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梅鶏

母親の中では僕は幼子で卵ボーロが今でも届く

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山形さなか

僕の浜に僕が作った砂の城インターネットでピュアに生きたい

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恋野つづる

君が住む町の名前は紫町 僕にはここがみずいろに見える

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みそのみそ

島々を巡る僕らは周遊魚文字をついばみジャケ買いもする

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男女

「仕方ないよね」と微笑んだ君から僕の頬へと届く引力

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今紺しだ

僕よりも優しい君の、僕よりは多く隠しているはずの傷

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今紺しだ

買い物もトイレ掃除も僕がやる 大人になったら一緒に暮らそう

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今紺しだ

もう僕の声が半分まざってるね君の台詞を思い出すけど

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