澄水

冬の星光かそけき信実のあかしを立てて瞬いてる

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虹泉

冬霧が山の間に間に巡りゆく迷子の秋を優しく導く

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澄水

冬の夜半窓を開ければ三角の星の奏でるバラライカかな

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海紀亜

手の冷たい あなたの心は暖かい 私の手が温かくてよかった

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三条美

秋冬(四季)下りして 陽の昇降追う 洗濯物

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三条美

秋冬(

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梅鶏

背負っていた秋を平地の隅々に下ろして山は雪のストール

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まちこ

冬晴れの空父のよう母のよう誰も死んでいない空のよう

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まちこ

沈黙の感触を背に冬の待つ終着駅に向かう初恋

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熱海に行きたい

肺を洗うように冬の空気吸う傷だらけでも生きていくため

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