鈴木精良 冬
鈴木精良
→☆ いっそこれがふわりと舞う雪だったなら濡れ鼠にならなかった
八木辰 カサついた指を吐息でぬくもらし耳をすませば鳴る消防車
麻衣 不幸でもよだかでもない俺だけど、シリウス、俺も星になりたい
朧 殴られたやうにゆがんで冬瓜のいのちとしてのしづかな重さ
てる 柔らかな冬の陽を食む柊の深緑の棘ひりひり光る
茶熊さえこ あたためたミルクにさらさらミロ盛りをかきまぜていた さっきまで
茶熊さえこ さむいよぉさむいよぉってバス待ちのこころにとまるあめのすいようび
@navy 肌寒きこの冬空に舞い降りたあなたの気持ち感謝しかなく
南 美桜 