恋子

雨の宿ならぬ恋にはよく似合う妻を演じて恥じらい隠し

0
Mラビット

新しいサーフボードに乗るあなた お似合いだって笑ったあの日

0
澄水

白百合が清楚に咲いて鬼百合も跳っ返りの蕎麦滓で咲く

0
平見翠玉

打ち解けぬ私達向かい合うアイスコーヒーの氷溶けていく

0
サルトビ

高校生 半世紀たち 繋がった ラインで触れ合い 古希まつ男女

3

じっとりと肌を湿らすこの空気抱き合えたのなら気にしないのに

0
ちゆ

⁡冷え切った布団の中で触れ合ったその手は君の救いになるか⁡

0
ちゆ

「付き合うと重そうだね」と軽率に当てられていてほろりと笑う

0
ちゆ

似合わないカラーシャドウを塗りたくり泣いた跡さえ芸術になれ

0
ちゆ

常緑の私でいよう また君が都合よく戻れる場所として

0