平木リラ

目を泳がせていた青空めいた君の笑顔から 濁らせたくて

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葛葉

振り解くサヨナラさえも飲み込んで優しさ残して君は去る

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葛葉

宵闇に膝を抱えて君想う心の防火扉おろして

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葛葉

セルリアンブルーの海に反射する君の横顔両手で掬う

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光あれ願う真夜中この世界どこかで君が泣いているなら

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葛葉

君の背を追いかけきれずにゆらゆらと揺れるこころに夏が駆け出す

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葛葉

桃の香に似ていたと知る頬伝う君の涙を受けとめながら

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りをん

淡雪の 彩る華に 君想う 何を見てるの 気づかない君

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葛葉

君からのそれはやさしい嘘でした気付かぬふりで僕も嘘つき

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葛葉

ふと君が疲れた時に羽根伸ばす優しい場所でいられたらいい

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