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君
ちゆ
「またひとつ賢くなったな」と抱かれもっぱら君の女をしてる
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ちゆ
ちゆ
ほっこりと半分こした焼き芋の君に食まれる方を見ている
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ちゆ
ちゆ
いつの日か焦がれ焦がれて焦げ付いて君の重荷になるんでしょうね
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ちゆ
ちゆ
咲いていくそばから摘んでしまいたい 君のすべてをここまでとして
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ちゆ
ちゆ
タンスから薄手のニット取り出して君に会うためだけに着ている
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ちゆ
ちゆ
鈍行に揺られて君に会いに行く 過ちでしかない夜行きの
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ちゆ
ちゆ
背を向けて座っていても息づかい感じて君がどうしても好き
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ちゆ
ちゆ
不意打ちでキスをしました 君がいて 私を抱いて 泣いていたので
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ちゆ
ちゆ
久々に君が寄越した絵はがきの切手の値段をまだ愛と呼ぶ
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ちゆ
ちゆ
君のこと幸せにする言葉だけ花束にして渡したかった
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ちゆ
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