
君


君と歩いたこの道を一人歩く君よそのままで永遠なれ

秋の雨降りつづく窓眺めれば思い出すのは君がいた夏

もう慣れたはずだったのにこの部屋の君の残した余白の痛さ

君に問う 群れ 持たず 名前ももたぬ 我が身ゆえ 気持ちに 押され ただ 為すべきと 我は知る むれもたぬ 名前ももたぬ この身には ひとつもできぬ 知らぬ 存ぜぬ

風が吹く お前が大事と 噓をつく 貴方が大事と 噓をつく、君 88

大木の若葉のそよぎ我が肩に君が肩にも匂いて触れぬ

水槽の廻る魚達思い出は君は一日私は一生

笑い声自転車漕ぐ乙女達君等の未来は明るくあれ
