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哀しみを五七の池に投げ入れて広がる波紋一人眺める

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ちたん

君だけが私のすべてそう思う過去の私がとっても哀れ

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カンナ

幸せの断食に似て哀しみは喜ぶ力溢れさせてく

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カンナ

目に見えぬ虚数のような哀しみはないものとして今日もニュースを

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カンナ

哀しみが咲いてる花に気づかせて心震わす皐月半ばに

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パパ猫

妻と書く宿帳哀し熱海の夜 昭和は遠くなりにけり

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澄水

ずぶぬれて犬ころ哀れ顕信は往ってしまった南無阿弥陀仏

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恋子

夢醒めて抱いた枕のせつなくて詠んで哀しい恋の一行

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茜色の空

美しい 君は儚く 哀しい 姿の君は 刺さり続ける

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みゆきち

国のためお役に立つと意気込みて大きくなった杉の子哀れ

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