秋鵠空(さとあき) 回文
秋鵠空(さとあき)
秋鵠空(さとあき) 神楽坂宵の雨退きさくらひら 草木の芽あの日よ傘落花
秋鵠空(さとあき) 神楽沢宵の雨とも汝は知らじ 花求めあの日よ傘落花
秋鵠空(さとあき) 神楽坂宵の雨そこ葉もふるふ 裳は濃染めあの日よ傘落花
秋鵠空(さとあき) 尋め行けど消ゆるなきをし希み倦みその仕置きなる雪とけ夢と
秋鵠空(さとあき) 尋め行けど行くも消ゆるも昨日今日 禾盛る雪も悔いとけ夢と
秋鵠空(さとあき) 尋め行かば さある人見し痛苦解く 現身と昼浅はか夢と
秋鵠空(さとあき) 遠しあの樹、鳥、風音、波も帆も皆遠ざかり時の足音
秋鵠空(さとあき) 何らかの悔い持て長距離耐走(マラソン)此れを折れ紺空までも行くのか走者(ランナー)
秋鵠空(さとあき) 