ちょこのん 地下
ちょこのん
行雲流水 破調編 青春は 地下の古びた ジャズ喫茶 テイクファイブと 茶色の小瓶 171
パパ猫 地下鉄の階段上がれば風の色秋になってた明日は九月
パパ猫 東京の地下鉄網はアリの巣で蟻の私はこっちきてちょん
めるへん 地下深き大谷の石を切り出せし異次元世界に石工の汗が
パパ猫 月曜の朝の憂いを幾千も地下鉄は運ぶ暗闇照らして
パパ猫 職場でも学校でもない中間でさまよう心を運ぶ地下鉄
ケタクマの父 戻り過ぎ満員ギュウギュウ地下鉄の ドアにベッタリ顔とお腹
Mラビット 金曜が見えない心今日もまた地下鉄近づく音に吸われる
澄水 