チャクりん

目の奥で鳴ってる声が聴きたくて拙い手話で奏で続ける

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うしめ

もしかして彼の人かなと思えども声かけられず日照雨に濡れる

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ゆあ

産声をただ一度だけ許されて消えゆく女児の魂何処

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さくら大根

高校生「歩きスマホ、よくないよ!」仲間気にかけ勇気の一声

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恋子

梅雨の声聞けば切子の鈴の音を聴きたく背伸び吊るせば笑顔

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パパ猫

目覚めれば小鳥の声も可愛らし いい日になるね水色の朝

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平見翠玉

戦とは学ばぬ者のすることなり争わぬため声をあげよう

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ケタクマの父

かぷかぷと川底からの声の泡の 湧き上がるのは希望の光

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澄水

山青く青葉繁れば時鳥声の響いて木霊するなり

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ななせっと

ただいまに 応える声から滲み出る 隠せぬ喜び 指摘され笑む

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