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夕暮
恋子
夕暮て餐を彩る皿の夢恋の字だけで埋められもせず
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恋子
さくら大根
親離れできず口開け待つカラスお腹すかせて夕暮れ迫る
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さくら大根
うしめ
夕暮れにうだる暑さは和らぎて初鳴き聞こゆ「カナカナカナ」と
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うしめ
平見翠玉
夕暮れと共に現る夕霧よまた今日も君に会えたね
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平見翠玉
ちゆ
「人並みの幸せが似合わない子」と母に撫でられている夕暮れ
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ちゆ
澄水
微風吹く裸のままで寝そべれば梅雨曇りかな夕暮れてゆく
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澄水
ぷるる
ムッとする 草の香りに 雨の気配 家路をいそぐ 梅雨の夕暮れ
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ぷるる
パパ猫
夕暮れに赤子の泣き声聞こえ来る闇に怯える原始のこころ
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パパ猫
パパ猫
鳴っているあらゆるものに音がある人には聞こえぬ夕暮れの音
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パパ猫
横浜エリー
ボール追う君の背中が 好き好きで 夕暮れ迫る帰宅部の我
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横浜エリー
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