恋子 女
恋子
ろくろう 晩酌を済まししテーブル小女子の目玉ばかりが皿に残れり
みゆきち 庭先にたわわに実るゆず悲し 女あるじの逝くを知る弥生
Mラビット お疲れと癒す翼を待っている そうして彼女のもとに帰る
りょう 女房のメールが来たるついでにネギも買つて帰れと
羹鱠 現世に 嘆き衆生よ 烏羽玉の 月を眺むる 翡翠の乙女
はるるあお 訳ありて取られた女愛せどもその代わりなどいずこにもなく
澄水 ウィシュマさん名古屋入管殺された精神科へも連れて行かれて(サンダマリさん、スリランカ女性)
澄水 三日月は細っそりとした美女なれば横顔見せてちょっと微笑む
ちたん 