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子
パパ猫
子どもだと思い込んでた我が息子 親を励ます心を宿し
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パパ猫
しろ
水切りの小石のように跳ねていく日陰をつないで帽子なき午後
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しろ
しろ
紫外線とお団子の崩れ秤にかけて日陰を渡れど耳のひりつき
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しろ
澄水
宗教や哲学の目に詩人たる金子みすゞの目を忘れずに
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澄水
澄水
素粒子のヒッグス粒子小さいが神の粒子よ無限絶対
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澄水
澄水
我が心宿り賜ふた月子さん今日も一日二人きりなり
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澄水
パパ猫
子どもらは大人の視線ほしいもの見ることは愛そのものだから
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パパ猫
パパ猫
聞こえしは息子の寝言お母さん忘れたふりも夢ではできず
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パパ猫
澄水
窓閉めてカーテン閉めて明かり消し今宵月子と二人きりかな(ボズスキャッグス ウイーアーオールアローン)
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澄水
澄水
朝露は月の雫であると云ふ月子の肌の水々しさよ
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澄水
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