字

晴希

うたたねを始めてからはなんとなく言葉を見つけ文字数数える

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晴希
恋子

文字を織る恋を織りこみ心織る君の心が風邪ひかぬよう

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恋子
恋子

あやとりを楽しむように恋綴り一つの文字がこんな彩にも

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恋子
やなぎ

十字路に吹く湿り風感じれば春にわかれし友思いだす

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やなぎ
恋子

絵にすればきれいと言えばすむものをわざわざ文字の色彩のせて

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恋子
破　調

穢されて　みそひと文字が　鳴いている　無言の月よ　不言の星よ

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破　調
恋子

こんなにも夢は果てなく遠くまで三十一文字の言葉の旅路

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恋子
恋子

詩の栞開いてみればセピア色涙は染みに文字は道化師

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恋子
恋子

自画像を短歌で描く先達の文字に沁みだす心の流れ

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恋子
澄水

言葉にし表現すれば少しだけ世界は変わる三十一文字で

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澄水
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