もんじゃく 家
もんじゃく
神崎七瀬 家で食う手料理だけれど君の分はお店みたいに盛り付けてみる
パパ猫 街並みに家路の人の心にも春の夕陽が染みこんでいく
音羽凜 クロッカスの歌など聞こえない部屋でただ増えてゆくわたくしの家具
めるへん 風緩みわが家の庭に椅子を置く春の天使が休めるように
ろくろう 本家てふラーメン屋にて半煮えのうどんの如きものを食ひたり
パパ猫 世は悲惨されど私の暮らしあり消化できない月夜の家路
伊吹雪乃 じゃあまたね手を振り君は背を向けて歩み進める家族待つ家へ
パパ猫 お元気ですかご無沙汰してます磯野家よ 私は何を求めて来たのか
はるるあお 