中原鼠栞

一般より少ないバッテリーだからこそ自分のために使いたいのに

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澄水

一輪の躑躅を胸に付けてみる月子可愛いや少しはしゃいで

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しばざくら

黒屋根に少しく溶ける冬の月 それはバニラのシャーベットのよう

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めるへん

少子化と言えど元気な叫び声家にこもらずジャンジャン遊べ

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澄水

少しづつ命削って詠む短歌誰か私を救っておくれ

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恋子

衣替え仮面新たに春仕様少しおバカな天然模様

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澄水

桜咲く辛夷も少し咲いている春爛漫のおらが村かな

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澄水

八重桜少し重たい花弁を暫し眺める光燦燦

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澄水

少子化は摂理じゃないか温暖化止める為には清貧であれ

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澄水

もしかして母となりゆく君のこと少し離れて見守っている

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