平見翠玉

朝日輝く連山眺むれば我が心の小さきこと知る

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パパ猫

山里の鎮守の森の夜祭は光妖しく狐ばかりか

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パパ猫

山越えてあなたの手紙が届く頃わたしの里はスズランの花

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澄水

赤い月吸い込まれてく山並に月子と二人見てお布団へ

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はじめ

こすれ合う陶器の音は軽妙にリズムを刻む春の山里

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茶々丸

雨多し豪雨災害来る年か青葉の山は美しなれど

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澄水

筍が竹に成りゆく毎日は真っ直ぐ伸びて悩みなどなし(山頭火風)

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澄水

蚊を打って蠅を打ってや我を打っ我に厳しい山頭火なり

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澄水

三輪山にぽっかり浮かぶ月の影この世のものと思えぬ景色

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澄水

古里の村敗れて山川あり城春にして草木深し

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