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川
ケタクマの父
かぷかぷと川底からの声の泡の 湧き上がるのは希望の光
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ケタクマの父
澄水
宵闇の川逆昇る道連れに蛍を肩にとまらせている
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澄水
澄水
蛍見に今日も散歩す川添いに人の恋しき我であるかな
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澄水
平見翠玉
悲しみもやるせなさも苦しみもすべて涙の川に流してしまう
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平見翠玉
澄水
蛍舞ふ朝倉川の夕闇は流れとともに数を増しつつ
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澄水
平見翠玉
雨の雫が川になりやがては大河の一滴となり海になる
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平見翠玉
澄水
シューベルト「鱒」逆昇る秋の日の川の流れにきらめく鱗
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澄水
平見翠玉
旧道で声は聞こえず人も絶え川辺の宿に灯が灯る
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平見翠玉
パパ猫
多摩川の向こう岸からたんぽぽの綿毛がひとつ通り過ぎてゆく
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パパ猫
パパ猫
多摩川の岸辺で時を過ごすうち息子は幼子私は仙人
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パパ猫
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