しいら 待
しいら
行雲流水 破調編 一人寝の 寂しい夜は 待ちぼうけ コウコウコウと 小夜千鳥、鳴く 134
サルトビ 台風の 淡路に向かう 我が娘 満面の笑み 待ち侘びる祖母
澄水 蟋蟀に鳴かれてばかり一人寝の布団で月を待っている夜
パパ猫 いい顔で今日は帰ってくるかしら息子の帰宅を待つ夕暮れ
茶々丸 今年ほど涼しい日々が待ち遠しトンボ飛び交いホッとするなり
恋子 宵待ちの草や月やの君を待ち長夜の花も朝には果てる
行雲流水 破調編 死にたいと 思う日もある そんな夜 息、潜め待つ 陽が昇るまで 113
サルトビ 家康の 朝鮮撤退 英断か ロシア決断 期待せんかな
パパ猫 