凜 思い出
凜
風 炙られて干物のように乾いたら海の香りを思い出そうか
サルトビ 孫が来て やっと懐いて ぎゅっとする 昔の娘を 思い出すかな
鈴木ベルキ 思い出して何かを探すふりをして実際きみをみつけるあくび
サルトビ 共に観た ミランの映画を 思い出す 我が身の軽さも 考えし頃
パパ猫 ありがとう君が旅好きでよかったよ輝く思い出たくさんくれた
パパ猫 いい色の思い出だけで編み上げたタオルケットにくるまり眠る
深神鏡 薄青の 朝霧に溶け 見えない心 貴方は僕を 忘れたかしら
深神鏡 ひらひらと 雪花降りし 別れの日 最後に触れた 貴方のこころ
破 調 