パパ猫 思
パパ猫
めるへん つばめ飛ぶ空を見上げてふと思う 我には見えぬ虫(えさ)のいること
うしめ わさわさと思いのままに咲きこぼるほったらかしの南天の花
平見翠玉 段ボールに荷物詰め込みお引っ越し思いを残し旅立って行く
カンナ 夕闇を待っているようこの時間忘れたものなど思い出してる
めるへん 部屋干しは鬱陶しいと思うけど外に干しては何処にも行けず
パパ猫 ため息もつけぬ生成A Iに人の心がわかると思えず
Hama 灯火が ひとつ消されて わが思い 陰りてなおも 歌を詠みつつ
さくら大根 驚いて思わずキャーと叫んだら道行く人も振り向き笑い
私の楽園 