平見翠玉 思
平見翠玉
カンナ 墓などはいらないけれど年一度線香の香を思い出させて
梅鶏 捨てるだけで片付く部屋に思い出が駄々っ子のように貼り付いている
行雲流水 破調編 あたら夜に 胸に染み入る 恋蛍 紅差し指に 思い初む頬 158
二人静 摩訶不思議母の生まれた秋口のその日を選び孫も生まれた
すあまラテ 今の思い変えると過去すら変えてしまう全てがここにあるって証拠
平見翠玉 君ではなく影を見ていた引き潮のように思いは醒めてしまった
平見翠玉 風が運ぶ思い出をそっと謎る時を超えて貴方と繋がる
恋子 双曲線描いたような乳房見てXとYとの幾何の不思議
めるへん 