思

パパ猫

公園は思い思いの園児たちひとりで遊ぶあの子は僕だ

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パパ猫
パパ猫

複雑な潮流美しマリンライナー海は瀬戸内たしかと思う

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パパ猫
羹鱠

あけぼのに 東風と流るる 梅の香に 思ふ暦と 春の足音

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羹鱠
澄水

結局は思想の果てに俳句へと中沢新一我は短歌へ

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澄水
ろくろう

飛蚊症なるか時々目のすみを横切る影の虚実を思ふ

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ろくろう
ろくろう

好きなもの鱈ふく食はむと思へども如何ほどもなく満腹となる

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ろくろう
澄水

しからしむ自然(じねん)法爾(ほうに)は弥陀まかせ思慮分別を超えた知恵なり

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澄水
澄水

不可思議な月は東に日は西に同じ大きさ同じ丸さで

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澄水
みゆきち

姑の愚痴を流しつふと思う その悪口は愛の言葉だ

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みゆきち
みゆきち

ハナミズキ大きく花芽をふくらませ思い馳せるかポトマック川

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みゆきち
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