広葉樹 思
広葉樹
屁の河童 おばあちゃんの名前を書いて釘を打つママの不思議なお人形遊び
ちたん 私だけ 思いが積もる 雪みたい でも溶けないの 雪じゃない
ちたん なにもない 暗闇の中 君だけは 見つけてくれる そう思ってた
ちたん 君のもと 飛べば行けると 思ったの 私に羽は 生えてなかった
海紀亜 もういちど あなたの音を 思い出す 今日はもうヴァイオリンは弾かない
羹鱠 風望む 過ぐる思ひに 空も葉も ときと流るる 色かはりけり
屁の河童 一夏の海辺で燃えた思い出を産婦人科に捨てに行く秋
屁の河童 親河童末頼もしく思ってる子らが無邪気に遊ぶ尻取り
世語 函式 