屁の河童 思
屁の河童
Mラビット エスカレータ 駆け上がって来るあなた見て 今夜抱かれたいと思った
優花凛 君のいる遠き彼の地の旅本のページをめくり思い巡らす
初夏みどり 買いたての麻のシーツのざらつきに痛みを感じ君思い出す
梅鶏 貧乏とは思わなかった風呂のない話を大人になってするまで
みどり 見上げても台風きたる兆しとは 全く思えぬ秋の空なり
クルクルバニー 神の前 恥じる行い 思い出し 震え慄く 時を覚えて
優花凛 空見上げ 半月にて思い知る 君去りてから幾許か
CHONO 助け船にめちゃくちゃ穴が空いていてあの時はまじ死ぬかと思った
宮本なぐり 