海紀亜 恋
海紀亜
海紀亜 私からは意地で恋人と呼べないが 電話越しにも欠伸がうつる
海紀亜 「誰よりも1番好きだよ」「私もよ」 2番や3番には負けないわ。
海紀亜 すき・きらい・すき・きらい・すき この花はフィボナッチ数列の5番目
達也 初恋の痛みいやした郷の浜啄木の歌くちずさんでみる
海紀亜 目が醒めて キンモクセイの 降る街は 今夜も昔の 恋の色だね
海紀亜 「何故星は 柄杓の形に 並んだの」「夜中の海を すくうためだよ」
海紀亜 またですか!私のいとしい業平め。お前は因数分解の刑だ。
海紀亜 その痛みで片時も忘れないでいて 僕のかたちに傷が残れば
海紀亜 